目次
ComfyUIモデルのダウンロードと配置:Checkpoint、LoRA、VAEの保存先
ComfyUIにはモデルが含まれていません。画像を生成する前に、モデルをダウンロードして正しいフォルダーに配置する必要があります。
モデルフォルダー
すべてのモデルはComfyUIのディレクトリ内にあるmodelsフォルダーに配置します。
ComfyUI/models/
├── checkpoints/ 完全なモデル(SD 1.5、SDXLなど)
├── diffusion_models/ 拡散モデル本体のみ(Flux、Qwen-Image、Wanなど新しいモデルでよく使われる)
├── text_encoders/ テキストエンコーダー(CLIP、T5、Qwenなど)
├── vae/ VAE
├── loras/ LoRA
├── controlnet/ ControlNet
├── upscale_models/ 画像アップスケーリングモデル(ESRGANなど)
├── clip_vision/ 画像エンコーダー
├── embeddings/ Textual Inversion
└── vae_approx/ 生成過程のプレビュー用小型モデル
デスクトップ版のモデルフォルダーは、インストール時に選択した場所にあります。新しいモデルを追加したら、インターフェースでRキーを押して更新します。モデルがドロップダウンメニューに表示されます。
モデルの構成方法は2種類
一体型Checkpoint
SD 1.5やSDXLなどの初期のモデルは、通常、拡散モデル、テキストエンコーダー、VAEを1つのファイルにまとめています。checkpointsに配置し、Load Checkpointノードで読み込みます。
ファイルを分ける方式
Flux、Qwen-Image、Wanなどの新しい大型モデルでは、各要素が個別のファイルに分かれていることがよくあります。
| ファイル | フォルダー | 読み込みノード |
|---|---|---|
| 拡散モデル | diffusion_models | Load Diffusion Model |
| テキストエンコーダー | text_encoders | Load CLIP(またはDualCLIPLoaderなど) |
| VAE | vae | Load VAE |
この方式なら、異なるモデルで同じテキストエンコーダーを共有したり、精度の異なるバージョンを選んだりできます。新しいモデルを使うときは、組み込みテンプレートから始めるのが最も簡単です。テンプレートで必要なファイルと配置先を確認できます。Fluxなどの新世代モデルを参照してください。
モデルのダウンロード先
| サイト | 内容 |
|---|---|
| Hugging Face | 公式公開のオリジナルモデル、ComfyUI公式による再パッケージ版 |
| Civitai | コミュニティによるファインチューニングモデル、多数のLoRA |
ダウンロード時は次の点に注意してください。
- **
.safetensors**形式を優先してください。古い.ckpt/.pt形式には悪意のあるコードが含まれている可能性があります。 - モデルのベースモデル(SD 1.5、SDXL、Fluxなど)を確認してください。LoRAやControlNetを使うには、ベースモデルが一致している必要があります。
- ライセンス条項を確認してください。商用利用が制限されているモデルもあります。
最初におすすめのモデル
どれから始めるか迷ったら、次を参考にしてください。
| VRAM | おすすめ |
|---|---|
| 4~6 GB | SD 1.5系のモデル(約2 GB)、解像度512×512 |
| 8 GB | SDXL系のモデル(約6.5 GB)、解像度1024×1024 |
| 12 GB以上 | Flux、Qwen-Imageなど新世代モデルの量子化版 / FP8版を試せます |
| 24 GB以上 | 新世代モデルの完全版、動画生成 |
まずはSDXLモデルを1つ使ってComfyUIの操作に慣れましょう。次のセクションの例もSDXLを中心に扱います。
モデルの精度とファイルサイズ
同じモデルでも、複数のバージョンが用意されていることがあります。
| 表記 | 説明 |
|---|---|
fp16 / bf16 | 標準精度 |
fp8 | ファイルサイズは約半分で、品質の低下はわずかです。VRAMが足りない場合に適しています |
GGUF(Q8、Q5、Q4…) | より小さい量子化版です。対応するカスタムノードのインストールが必要です |
pruned / emaonly | 学習用データを削除した版です。生成にはこれで十分です |
A1111 / Forgeとモデルを共有する
Stable Diffusion WebUIのモデルをすでに持っている場合、もう一度コピーする必要はありません。ComfyUIフォルダーにあるextra_model_paths.yaml.exampleをextra_model_paths.yamlに名前を変更し、base_pathをWebUIのフォルダーに設定します。
a111:
base_path: D:/stable-diffusion-webui/
checkpoints: models/Stable-diffusion
vae: models/VAE
loras: |
models/Lora
models/LyCORIS
upscale_models: |
models/ESRGAN
models/RealESRGAN
embeddings: embeddings
controlnet: models/ControlNet
ComfyUIを再起動すると、WebUIのモデルを使えるようになります。デスクトップ版でも設定に追加のモデルパスを登録できます。
モデルを整理するコツ
- フォルダー内にサブフォルダーを作って分類します(例:
checkpoints/SDXL/、loras/キャラクター/)。ComfyUIはサブフォルダーも読み込みます。 - 後からトリガーワードや推奨パラメーターを確認できるよう、モデルのダウンロードページのURLを保存しておきます。
- 使わないモデルは定期的に整理しましょう。多くの容量を使います。
更新日 2026年10月12日