目次

n8n インターフェースガイド:ワークフローエディター、ノード、実行履歴

ホーム(Overview)

ログイン後のホームには、次の項目が表示されます。

  • Workflows:すべてのワークフロー
  • Credentials:保存済みの認証情報(アカウント、API キー)
  • Executions:すべてのワークフローの実行履歴

右上の Create Workflow をクリックすると、新しいワークフローを作成できます。

n8n Overview のホーム。すべてのワークフローが一覧表示されている
ホーム(Overview):上部に実行統計があり、下部のタブで Workflows、Credentials、Executions を切り替えます

ワークフローエディター

┌──────────────────────────────────────────────────────────┐
│ ワークフロー名        [Editor | Executions]    Save  Publish │
├──────────────────────────────────────────────────────────┤
│                                                          │
│   [トリガー] ──▶ [ノード A] ──▶ [ノード B]                     │
│                                    ⊕                      │
│                       (キャンバス)                            │
│                                                          │
│            [ Execute workflow ]                          │
└──────────────────────────────────────────────────────────┘
エリア用途
キャンバスノードを配置して接続します。ドラッグやズームができます
ノードパネルキャンバス右上の + をクリックするか、N を押してノードを検索・追加します
Execute workflowテスト用に手動で一度実行します
Editor / Executionsこのワークフローの実行履歴に切り替えます
Save現在の変更を保存します
Publishワークフローを公開し、トリガーを自動で動作させます
n8n ワークフローエディターのキャンバス
ワークフローエディター:中央にキャンバスがあり、上部で Editor / Executions を切り替え、右上に Publish があります

ノードの追加と接続

  1. 新しいワークフローでは、まずトリガーを追加するよう案内されます。たとえば「Trigger manually」(手動トリガー。テストに適しています)や「On a schedule」(スケジュール)を選びます。
  2. ノードの右側にマウスを合わせ、+ をクリックして次のノードを追加します。n8n が自動で接続します。
  3. ノードの出力端子から別のノードの入力端子へドラッグして接続することもできます。
  4. 接続を選択して Delete キーを押すと、接続を削除できます。
n8n のノード追加パネル。http を検索
N を押してノードパネルを開き、キーワードを入力してノードを検索します

ノード設定パネル

ノードをダブルクリックすると設定パネルが開き、3 つの列に分かれています。

┌──────────────┬────────────────────┬──────────────┐
│    INPUT     │     PARAMETERS     │    OUTPUT    │
│ 前のノードの   │    このノードの設定    │ このノードの   │
│ 出力データ     │                    │ 出力データ     │
└──────────────┴────────────────────┴──────────────┘
  • INPUT / OUTPUT では、Table、JSON、Schema の 3 種類の表示を切り替えられます。
  • INPUT からパラメーター欄へフィールドをドラッグすると、{{ $json.email }} のような式が自動生成されます。
  • Execute step をクリックすると、このノードだけを実行できます(実行に必要な前段のノードも実行されます)。
  • Settings タブには、再試行や失敗後の継続などの詳細オプションがあります(エラー処理を参照)。
n8n のノード設定パネル:INPUT、パラメーター、OUTPUT の 3 列
ノード設定パネル:左側に前のノードの出力(INPUT)、中央にパラメーター、右側にこのノードの出力(OUTPUT)が表示されます

データのピン留め(Pin data)

テストのたびに外部 API を再度呼び出すのは非効率ですし、メールを重複して送信する可能性もあります。OUTPUT エリアで Pin(画鋲アイコン)をクリックすると、そのときの出力を固定できます。以降のテストでは、固定したデータがそのまま使われます。

固定データが使われるのは手動テスト時だけです。本番実行には適用されません。

保存と公開

n8n 2.x では「保存」と「公開」が分かれています。

  • Save:下書きを保存します。稼働中のバージョンには影響しません。
  • Publish:現在のバージョンを公開し、スケジュールや Webhook などのトリガーを自動で動作させます。
  • Unpublish:自動動作を停止します。

公開済みのワークフローを変更した場合は、もう一度 Publish をクリックすると新しいバージョンが有効になります。これにより、編集中の内容が途中でトリガーされるのを防げます。

n8n 1.x では、この機能は右上の Active スイッチでした。保存するとすぐに反映されます。

手動トリガー(Trigger manually)は手動でのみ実行でき、公開する必要はありません。

実行履歴

Executions タブには、各実行の状態(成功、失敗、実行中)が表示されます。実行を開くと、その時点での各ノードの入力データと出力データを確認できます。デバッグに欠かせないツールです。

n8n の実行履歴一覧と失敗した実行
Executions タブ:左側に各実行の履歴、右側にその時点での各ノードの状態が表示され、失敗したノードは赤枠で示されます

失敗した実行では Debug in editor をクリックすると、そのときのデータをエディターに読み込んで再テストできます。

便利なヒント

操作方法
ノードを追加N またはキャンバス上の +(旧バージョンの n8n では Tab)
ノードをコピー/貼り付けCtrl + C / Ctrl + V(Mac では Cmd)。別のワークフローにも貼り付けられます
ノードを無効化選択して D を押します。無効化したノードではデータがそのまま通過します
レイアウトを整えるShift + Alt + T(Tidy up)
注釈を追加Sticky Note を追加して、この処理の内容を説明します
ノード名を変更選択して F2 を押します

ノード名は式にも表示されます(例:$('注文を取得'))。わかりやすい名前を付けると、後のメンテナンスが楽になります。

インポートとエクスポート

ワークフローは JSON ファイルとしてエクスポートできます(メニュー → Download)。JSON をキャンバスに直接貼り付けてインポートすることもできます。オンラインで共有されている n8n テンプレートもこの形式です。

更新日 2026年10月12日